北海道一周旅行の3日目は、留萌から稚内へ。歴史・グルメ・絶景を楽しみながら北海道最北端の稚内へと向かう旅の記録です。
3日目は留萌市街地から出発です。目指すは、オロロンラインを通っておびら鰊番屋へ。オロロンラインは、留萌市から稚内市までの約290kmを結ぶ道路で、その名はウミガラスという鳥の名前からきています。「オロロン」と聞こえる声で鳴くんだそうです。オロロンラインを通った際の天候は曇りでしたが、広々として、雄大な自然が感じられる風景は走っていて楽しかったです。特に、海と山が交互に現れる風景は、北海道の大自然を感じさせてくれました。次回は晴れた日にオロロンラインを訪れたいと思います。おびら鰊番屋は、北海道の歴史と風情が感じられる昔風の建物が並ぶ観光施設で、非常に見ごたえがありました。食事場所や特産品の販売場所もあり、ついついいろいろ見てしまいました。
次に向かったのは、三毛別羆事件の復元地と苫前町郷土資料館。ここでは、熊の恐ろしさを身をもって感じ、ベアロードを通る間、緊張感が途切れることはありませんでした。苫前町郷土資料館では、地域の人々の暮らしと歴史を詳しく知り、小説「銃を置く」を読んだ後わからなかった部分のもやもやがスッキリと晴れました。その後、羽幌港を経由して宇野牧場へ向かいました。次回は羽幌港で雲丹丼と甘海老を食べたいと思います。
宇野牧場では、北海道の心地よい気候で育った牛たちのミルクを使った美味しいソフトクリームと生乳を堪能しました。
その後、広大なサロベツ原野とノシャップ岬を訪れ、その自然の美しさに感動しました。サロベツ原野は、広大な湿原と豊かな生態系が有名で、湿原の風景はとても壮大でした。ノシャップ岬の海岸線もとても美しく訪れる価値のあるスポットです。
最後に、北海道最北端の稚内へと足を伸ばしました。稚内駅近くのロシア料理レストラン「ペチカ」で美味しいランチを楽しんだ後、最北端の岬へタッチ。ずいぶん遠くまできました。 ペチカは、その美味しさから人気のレストランでしたが、残念ながらこの記事を書いている時点では閉店しまったようです。その後、稚内公園の開基百年記念塔を訪れ、怪しげな雰囲気のライトアップを楽しみました。夜に訪れることをおすすめします。最後に、北防波堤ドームを通って、ノシャップ岬近くの宿街で本日の宿にチェックイン。北海道一周旅3日目の行程を無事終えました。