北海道への移住を考えている方へ。移住情報サイト、公的支援、体験型プログラム、地域おこし協力隊など、公的機関が提供する多彩な移住支援制度をご紹介します。
北海道への移住を考えている方には、移住ポータルサイト「北海道で暮らそう!」をまず見てみましょう。一般社団法人 北海道移住交流促進協議会が運営するサイトで、北海道庁のホームページでも紹介されている安心のサイトです。
ここでは、市町村ごとの情報や、仕事・住まいの探し方など、北海道への移住に必要な情報がまとめて発信されています。また、実際に移住した方の声や、相談会、移住体験などのイベント情報など、豊富なコンテンツが揃っています。移住に必要なイメージをバランスよく掴むことのできるサイトです。
東京23区にお住まい、またはお勤めの方が北海道へ移住し、支援金の対象となる企業に就職した場合、最大100万円の「移住支援金」が支給される制度があります。移住には引っ越し代など初期費用がかさみがちですので、ありがたい制度です。自分が対象になるか調べてから移住を進めることをおすすめします。
また、北海道では、子育てしやすい環境づくりが推進されています。北海道公式子育て支援サイト「HAGUKUMU」では、北海道内の結婚・出産・育児にかかわる様々な支援情報がまとまったポータルサイトです。ファミリーでの移住を検討している方は、移住候補地の子育て事情を調べてみてもいいかもしれません。
北海道では、移住を手軽に体験できる「ワーケーション」と「ふるさとワーキングホリデー」の取り組みも推進されています。
「ワーケーション」は、「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた言葉で、普段お勤めの職場ではない場所で、余暇を楽しみながら、仕事を行うことを指します。まずは今の職場で働きながら、北海道ライフを体験してみたいという方におすすめです。
「ふるさとワーキングホリデー」は、道内に一定期間滞在し、働きながら地元の方々との交流を行うプログラムです。北海道を体感できる仕事をしながら、地域を知り、移住生活のイメージを高めるためにおすすめの制度です。
北海道では、「地域おこし協力隊」の活動が行われています。地域おこし協力隊は、地域の活性化を目指し、地域資源を活用しながら新たな価値を創造する、地域に根差した仕事を通して、地域への移住・定着を目指すことができる制度です。地域に溶け込み、地元の人との触れ合いを大切にしながら移住生活を送りたい方におすすめの制度です。
北海道は移住支援に力を入れており、様々な形で移住者を行政機関がサポートしてくれています。情報を事前に集めることで、快適な移住生活をスタートできるよう、準備を進めていきましょう。